ファイナンシャル・プランナー(FP)の試験

ファイナンシャル・プランナー(FP)は、その役割を果たすために様々な金融に関する知識が必要になってきます。 具体的にはタックスプランニング、リタイアメントプランニング、キャッシュマネージメント、相続対策、投資対策、リスク管理などがあります。ファイナンシャル・プランナーの仕事を行う上で、必ずしもファイナンシャルプランナー国家資格や民間資格を有していないと仕事ができないというわけではありません。それは資格保持が義務づけられていないからです。とはいえこの分野の仕事を行う上で資格を持っていることは信頼感につながるため、必ず取得しておきたい資格です。数年前までFP資格としては、日本FP協会の実施する、AFP(一般資格)とCFP(上級資格)の2つを指しました。FP資格を国家資格にという声が高まってファイナンシャルプランニング技能検定(FP技能士資格)が誕生しました。試験には3級・2級・1級があります。

ファイナンシャル・プランナー(FP) 試験の合格率

ファイナンシャル・プランナー(FP) の試験は学科と実技があります。より上級になるほど技能レベルも高度化し、合格率も低くなります。国家資格のFP技能検定合格率は、概ね、3級が学科約65%前後、実技約60%前後、2級が学科約20%前後、実技40%前後、そして1級の学科試験が約10%前後と極めて難関であることがわかります。2級FP技能検定試験は同時にAFP指定試験でもあるので、AFPの難易度との大体の比較が出来ます。AFPの合格率は、数年40%前後で推移しています。上級FP資格であるCFPは、極めて難易度が高く、やはり10%前後という非常に狭き門である事が数字からもわかります。 年度のよって多少違いはありますが、2006年度 第2回 FP技能検定試験結果:1級 学科 10.47% 実技 80.47%、2級 学科 14.68% 実技 52.17% 、3級 学科 78.98% 実技 54.42%、2007年度 第1回 FP技能検定試験結果:1級 学科 10.86%、2級 学科 25.04% 実技38.57% 、3級 学科 62.58% 実技 60,64%となっています。

ファイナンシャル・プランナー(FP)試験日程

ファイナンシャル・プランニング技能検定の2007年度試験日程は、2008年1月実施が最終になります。[1級]学科試験:試験日2008年1月27日基礎編10:00〜12:30応用編13:30〜16:00 受検手数料8,900円 [2級] 学科試験:試験日2008年1月27日 10:00〜12:00 受検手数料4,200円  実技試験 :個人資産相談業務・中小事業主資産相談業務・生保顧客資産相談業務とも試験日2008年1月27日 13:30〜15:00 受検手数料各4,500円 [3級] 学科試験:試験日2008年1月27日 10:00〜12:00 受検手数料 3,000円  実技試験 個人資産相談業務・保険顧客資産相談業務とも試験日2008年1月27日 13:30〜14:30 受検手数料各3,000円  各々受検申請受付期間は11月12日〜12月3日であり、今からという人は、今後発表される日程での受検となります。2007年では5月(2級3級)と9月(1級2級3級)に実施しています。